【裏と表】
普段教室では、自信を育てる。という理念をもって様々な運動に取り組んでいます。
やっぱり子どもたちが運動を全力で楽しみながら自信を育てられる環境を作りたいです。
だから通常は明るく前向きに、楽しく声をかけ続けます〇
その一方で、子どもたちが良くないことをした時には、ハッキリと注意したり、叱る時もあります。
少し嫌な話になります。
先日教室で運動遊びをしている際に、ゲームの中で負けた子が癇癪を起こす場面がありました。
(こういった状況は教室の活動では非常に珍しい。年に1回あるかないか(^-^;)
負けたことが悔しくて泣きながら大声で相手に文句を言い続ける状況。
(悔しいと感じるくらい本気で取り組んでいたのかもしれない。その想いはとても良い◎)
でもやっぱり教室はどんな子でも楽しく運動に取り組める環境でありたい。
だからこそ相手を罵ってよいわけではないです。なのでその点をハッキリと叱り、一度教室の端まで連れいき休んでもらいました。
そんな形で時には子どもを叱る時もあります。
(もちろん叱るのはあまり好きではないですが(^-^;)
しかしながら子どもを叱る時に大切にしていることがあります。
それは、叱った後にキッチリとフォローすること。
先ほどの例で言うと、叱った後その子にはしばらく教室の端で休んでもらいました。
休んでいるうちにだんだんと落ち着いてきて、反省した表情でこちらを眺めています。
そんなタイミングで「一緒に運動する?楽しく参加できるなら大歓迎だよ。」と声をかけると
その子の口から「一緒に運動したい。」との答えが。
(よくぞ言ってくれた!(T_T))
その後はいつも通り、楽しく、積極的に運動に取り組んでくれているのでその点を褒める、認める。
大事なのは”どんな行動”をとっているか。
叱られた子には決して自分が先生から嫌われているとは感じてほしくないです。
”良くない行動”に対して注意された。そんなことが伝われば良いなと思います。
そんなコミュニケーションを通して子どもたちにはまた一歩成長してもらえたり、どんな子でも楽しく運動に取り組める環境が作れたらと思っています。
悪い行動なら注意する。良い行動なら褒める。非常にシンプルです。
そんな裏と表の使い分けを大切にしていきたいと思っています。