【外から内へ】
今年の教室での活動も折り返し地点となりました。
(本当に1年はあっという間、、、)
だから、子どもたちには今から春にかけての半年間で
”どんな運動課題に挑戦するか”
紙に書いて整理してもらいました。
子どもたちの様子を見ていると、大きくは2つにわかれます。
1つは先生から言われて運動課題を決めていく子。
(外からのやる気で自分の行動を決めている子)
もう1つは自分でやってみたいことが常に決まっている子。
(内からのやる気が湧いてきている子)
もちろん、望ましいのは
内からのやる気が湧いている状態です。
では、外からのやる気で自分の行動を決めている子はダメなのか?
というと、そうでもないと思います。
というのも、
「やる気のプロセスは外から内へ連続して繋がっているから」
最初は先生に言われたから、親に言われたから、ほめられたから。
そんな外からのやる気で運動に取り組んでいた子も”小さな成功体験”をつみ重ねると、
だんだんと運動課題そのものが楽しくなってきます。
昨年教室に来た当初は、運動に自信がなくて弱音ばかり吐いていた5年生の子がいましたが
最近では自分から「この運動をやってみたいから補助してほしい」と自分から声をかけてくれます◎
(こういう変化が一番嬉しいこと。)
そんな外から内へと、やる気が変化した子どもたちは珍しいことではありません。
運動という課題を通して、内からやる気が湧き上がる体験を生み出すこと。
それがこの体育教室で私がやりたいことであり、やるべきことなのだと思っています^^