長期視点で考える

【長期視点で考える】
 
普段教室では子どもたちに様々な運動を教え、サポートしながら成長を見守っています。
 
 
そんな中、子どもたちとの関わり方で大切にしていることがあります。
 
 
それは、長期視点で考えること。
 
 
運動を教える際には特に、短期視点ですぐに結果を求めてサポートし続けても良いことがあまりないように感じます。

 
例えば、鉄棒の逆上がりでいうと
 
 
腕で引きつける力、脚を引き上げる体幹の強さ、全身を繋げる連動した動き、さらには体重と手足の長さ、発達状況などの身体的バランス。
 
 
それらが噛み合わなければなかなか達成できないことが多いし
 
 
必要な力を身につけるには時間がかかることも多いです。
 
 
さらにはここに、子ども本人のやる気、意欲、自信などの状況が関わることもあります。
 
 
要は、様々な不安定な要素があるいうことです。
(大人にはコントロールできない要素もたくさんあります)
 
 
・今その子が上達できそうな運動は何か
・今その子にとって一番関心がある運動はなんなのか
・今その子は声をかけて欲しいと思っているのか
・今その子はその運動を達成できる発達状況にいるのか
 
 
そんな形で、長期的な視点を持って良きタイミングを待つ。
 
 
というのもとても大切なことだと感じます。
 
 
これは運動の話ですが、それ以上に長期的な視点でいうと
 
 
子どもたちがこの教室を卒業したあと、人生をよりよく生きるために必要な考え方や姿勢を身につけられているか。
 
 
そんな教育的な意義を考えながら子どもたちと関わっていけたらと思っています。
 
 
関わってくれた子どもたちには、今後も充実した人生を生きて欲しい。
 
 
心からそう感じます。
 
 

 

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